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睡眠時無呼吸症候群とは
<歴史>

睡眠時無呼吸症候群は、今や社会現象としても問題となっている病気です。欧米では20 年以上も前からこの病気を取り上げ、多くの専門施設があります。日本では平成15 年の新幹線の運転手による居眠り事件が引き金となり、やっと国民的に注目されるようになった病気です。
<病気の内容>

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睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。

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舌の付け根や軟口蓋と呼ばれる部分が気道へ落ち込んだり、首のまわりに脂肪がついたり、アデノイドや扁桃肥大が原因となります。また、顎が小さく、顎が後退している小顎症が原因となることもあります 。現代人は軟らかい食べ物を好むため、小顎症の人が多く、痩せている人でも睡眠時無呼吸症候群を有する人は多く存在します。肥満の人しかならない病気ではないのです。

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症状は、激しいいびきです。そのいびきが10秒以上、時には60秒位消失し、再度激しいいびきが出現、その繰り返しがみられます。
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●睡眠中の気道の様子
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通常の呼吸

・気道が開いている
・空気が肺に自由に流れる
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睡眠時無呼吸症候群

・気道の閉塞
・空気の流れが妨げられる
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ここで一言!
通常人間の動脈中に酸素が溶けている濃度は 95 ~100 %です。
今あなたが2分間息を止めてみてもせいぜい 92 ~93 % 程度にまでしか酸素濃度は低下しません。ところが睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは 90%程度にまで低下するどころか、重症な方では50%台にまで酸素濃度が低下してしまいます。つまり起きているときに息を何分も止めて苦しいと感じる状況以上の状態が睡眠中に起こっているのです。体に良いわけがありません。
<この病気を放置すると>

1.
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本来の睡眠がとれず日中眠気に襲われる。
これにより会議で居眠りをしたり、運転中に重大な事故を引き起こすことが意外に多いことを判明しています。また慢性的な睡眠不足からうつ傾向に陥ったり、夫婦生活に支障を来たすなど様々な問題が生じます。

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2.
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血液の酸素濃度が低くなる重症な無呼吸症候群ほど、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞などによる死亡率が増加するといわれています。
またその他の合併症として高血圧、不整脈、心不全などを誘発するといわれています。
他の動脈硬化を促進する高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を合併している方は特に注意が必要です。
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